成長過程にある子供の口の中は、大人とは明らかに違います。この大人と違う口の中を総合的に管理し、治療するのが小児歯科治療です。
シーラントを行ったからといって、完全に虫歯にならないわけではありません。
歯と歯の間にできる虫歯には効果がありませんので、フッ素塗布や糸ようじ(フロス)の使用をおすすめします。
磨耗や噛み合わせなどの様々な状況により、シーラントがとれてしまうことがあります。
虫歯予防のためのフッ素応用は、歯科医院で行うフッ素塗布の他、ご家庭で行うフッ素入り歯磨き材の使用やフッ素洗口があります。
これらを併用することによって、フッ素による虫歯予防の相乗効果が期待できます。
フッ素を塗布したからといって完全に虫歯にならないわけではありません。
日頃の歯ブラシをしっかり行うと共に、糸ようじ(フロス)の使用、シーラント処置をおすすめします。
歯列矯正は大人になってからでも可能ですが、子供の時期から矯正を行うことによってより理想的な治療を行うことが出来る場合があります。
その理由は、大人は顎骨の成長が終わってしまっているので歯を動かすだけの矯正になってしまいますが、子供はまだ成長段階にあるので、ある程度アゴの成長をコントロールしながら矯正を行うことが出来るからです。
子供の矯正は、アゴの骨が成長する6歳~14歳までの間に行うと有効だと言われています。この時期に矯正を行うことによって上アゴと下アゴの大きさのバランス、歯とアゴの大きさのバランスをある程度コントロールすることができます。